Daaのドイツ旅行記
(2日目)
さて、バンベルク2日目です。 午前中は自由時間ですので、ホテルにて朝食を食べてから同室の人と外に出ました。 ホテルのすぐ裏に小さな橋があって(歩行者専用)、その橋を越えるとバンベルクのコンサートホールです。 バンベルク市というのは世界的なオーケストラ、バンベルク交響楽団の本拠地です。 人口は7万人くらいなのですが、そんなこともあって雰囲気的には音楽の街という感じです。 |
まずは大聖堂に向けて歩きました。 途中にあった教会の脇に八重桜が。花見が出来て良かったです(^^) 大聖堂はかなり古いようで、中も見れましたが、テレビで出る「中世のドイツ」を実感できるところでした。 ただただ関心しました。 その後歩いてホテルの裏の山の上にある「聖ミヒャエル教会」に行ってきました。 ここの建物は1015年!の建立だそうです。すごいですねぇ。。。 本当に古いけどしっかりした建物でした。 |
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バンベルクの街は木造建築も多いのですが、建物、城壁、道路みんな一体化して作られているので、
とってもいい雰囲気でした。
ホテルも1789年ころの建立だそうです。部屋は新しいですけどね(^^)。 その後風景を眺めてから帰って来ました。 ホテルの辺りは「旧市街」でして、駅の方はビルとかもあるようです。 |
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午後からは最初のリハーサルでした。 バンベルク市のコンサートホールで12:30〜16:30までの予定です。 このホールはバンベルク交響楽団の本拠地で、収容人員は1300名近く。 ステージがホールの半分近くを占めていて、とっても大きなところでした。 当然パイプオルガンもあります。 行ったときには既に椅子や譜面台が並んでいました。 譜面台は日本のホールのと違ってちゃんと下の方に物置がありました。 これって実は結構重要で私なんかは本番のときには万が一の時用小物などを 持って行くのですが、それを並べておけます。すぐに持てるので便利です(^^) ホールの響きはものすごく良いです。あとはやはりこちらでは楽器の鳴りが 違います。無理しないで音が出せます。この日は天気が良かったせいもあると 思いますが、湿度も少なくとてもいい環境でした。 |
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練習自身は大変でした。
とにかく残響の影響か「時差」が大きかったです。
バイオリンの音がクラの位置に来るときには0.8秒くらい経ってるのよ(^_^;)
ですので、音を聞きながら演奏すると思いっきり遅れます。 あとは、エキストラ(東京から14名、ドイツ在住2名、地元の学生10名近く)は はじめての練習だったので、かなりしっかりと指導しました。ですので、疲れました。。 ちなみに昨日決まったという現地エキストラは全曲は乗れないと言って来たそうです。 そうそう、ファゴットは今回ドイツに行けなかったので、現在ミュンヘンに 留学中というNHK交響楽団の井上さん(若い方です)に来ていただきました。 私自身ちょっと存じ上げてなかった方だったんですが(^_^;)、とても自分に対してきびしく、 また私達に対しては的確なアドバイスなどをしていただいてとてもいい経験になりました。 あとはやっとジュースの自販機を発見\(^o^)/ 街に出てもタバコの販売機ばかりで。。。 でも、あった自販機から出てきたのは0.5リットルのビンでした。環境を考えて。。なんでしょうね。 で、代金は2.5DMだったんですが、5DM入れたらお釣りが2DMしか出て来ない(;_:)どうやら1DM以下は切り上げに なってしまうようです。日本で言えば105円の自販機に150円入れたら釣りが40円しか出てこなかった。。という感じですか。 練習終了後は現地の方の招待で創業350年とかいう醸造所兼レストランへ。 でも、ビールはラオホビールはなかった(;_:)まあ昨日飲めたからいいけど。 ここでもたっぷり料理を食べてバスでホテルへ。 19時半でまだ空は明るかったです。2次会は街を散策してから6名でホテル近くのビアレストランへ。 ここでは全員でフランケンワイン(地元のワイン)を飲んで、またソーセージ&イモ&ハムの料理(笑) ここでは専属?の流しのおばちゃん2名(爆)がいまして、ドイツ民謡など(多分)を歌ってくれました。とっても楽しかったですね。 でもちょっと酔ってしまいました。ホテルに戻ったら速攻で就寝。 |
最終更新日:1999年11月11日