PGP User's Manual for Windows

PGP署名時の時刻処理の問題


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PGPのタイムゾーン問題
PGPのWindows版をお使いの方などで、PGP署名のされたメールを受け取って 署名を検証した際にメールの送信時間と署名時間がかなり違っていたことは ありませんか?
実はPGP6.5.8までのWindows版は他の版と署名時間の記録方法が違っています。
GnuPG,PGP for Mac,PGP7.0以降(Win)
署名を付ける際に、コンピュータの日本時間をGMT+09と解釈して時刻(GMT)を記録する。
検証の際にも記録されたGMTをコンピュータの日本時間-09と解釈する。
PGP5.0-PGP6.5.8(Win)
署名を付ける際に、コンピュータの日本時間を基準の時間+18と解釈して時刻を記録する。
検証の際には記録された時刻を日本時間-18と解釈する。
PGP6.5.X(Commandline)
署名を付ける際に、コンピュータの日本時間を基準の時間+18と解釈して時刻を記録する。
検証の際には記録されたGMTをコンピュータの日本時間-09と解釈する。
PGP2.6.X
署名を付ける際に、コンピュータの日本時間を"config.txt"に書かれた"TZFix = XX"に基づいて時刻を記録する。
検証の際には記録された時刻を"config.txt"に書かれた"TZFix = XX"に基づいてコンピュータの日本時間に解釈する。
※この基準の時間は太平洋標準時(GMT-0800)のようです。
上記のような時刻記録方法が存在しているので、記録方法が違うPGP/GnuPG間で署名メッセージの やり取りをすると署名時間が実際と違う状態が発生します。

PGPのWindows版でGnuPGによるPGP署名メッセージを検証すると実際の署名時間より9時間先の時間を 表示しますし、逆の場合は実際の署名時間より9時間前の時間を表示します。

現状は解決策はありませんので、上記の問題があることを理解した上でお使いになることをお勧めします。

PGP6.5.8でのPGP署名サンプルメッセージ
(検証される際は"JISで復号化と検査"を行ってください)
※下記のメッセージはこちらからダウンロード出来ます

-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA1

PGP6.5.8ckt-build02でのテストメッセージです。
このメッセージはJIS署名を行ってます。
署名時間は2000.12.6  13:42:00です。


-----BEGIN PGP SIGNATURE-----
Version: 6.5.8ckt http://www.ipgpp.com/
Comment: KeyID: 0x74D8BC644EAFD95B

iQA/AwUBOi1FCXTYvGROr9lbEQL69QCgyoFd+3PN/rh5AUxkZZEoXR15kRsAoK3g
80BSrZSrydquEOozFIuZQ0Z6
=dwc2
-----END PGP SIGNATURE-----

GnuPGでのPGP署名サンプルメッセージ
(検証される際は"JISで復号化と検査"を行ってください)
※下記のメッセージはこちらからダウンロード出来ます

-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA1

GnuPG 1.0.4-1でのテストメッセージです。
このメッセージはJIS署名を行ってます。
署名時間は2000.12.6  13:47:30です。
-----BEGIN PGP SIGNATURE-----
Version: GnuPG v1.0.4-1 (MingW32)
Comment: For info see http://www.gnupg.org

iD8DBQE6LcTidNi8ZE6v2VsRAlaHAKD652M0FkB7+iYbnwRgaXTyVGjgjACbB7ng
1tYPlzmwpFo6InfWWREy4YA=
=wks5
-----END PGP SIGNATURE-----

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最終更新:2004年5月12日