Daaのドイツ旅行記
(5日目)


13日はいよいよ、バンベルクを離れて、ヴュルツブルクで本番です。
4日間バンベルクにはいたのですが、いい街でしたね。のどかで過ごしやすい田舎町でした。 朝ホテルをチェックアウト、バスに乗って一路ヴュルツブルクに向かいました。バスの荷物を 入れるのを手伝っていたらバスに乗るのが遅くなり、座ったのが指揮者の堤先生の隣り(^_^;)。 まあかれこれ10年の付き合いではありますが緊張しますね。。まして本番の直後ですし。
車内ではバンベルクユースオーケストラ団長のSilberhorn氏の丁寧な解説と通訳の樋口さんの 説明を聞きながら昼食を取るEbrach修道院跡まで行きました。

Ebrach

Ebrach修道院跡はBambergとWurzburgの中間にあるところにあるもので、かなり規模が大きいものです。 礼拝堂部分などは一般公開(有料)していますが、その他は現在少年刑務所として使われているそうです。。
我々は到着後、脇にあるレストランで食事をしてその後希望制で修道院跡を見てきました。
ここの礼拝堂のオルガンは合計3ヶ所ありましたが、一つが祭壇の反対側にステンドグラスを隠す形 で設置してありまして、このオルガンが出来た年代は100年位前とのことですがなんか変な感じでした。

その後またバスに揺られて15時ころにホテルに到着。疲れました。。
そして希望制で市内観光に出たのですが、私はそれには行かず同室の人と 一緒にホールを探しに行きました。でも分からない(^_^;)だいたい「行けば分かる」 だけで地図も何もなく。。じゃあねぇ。
会場は音楽大学の講堂とのことでしたが、本当に小さなホールでした。 とりあえずうちの演奏会のポスターがあったんでこれだなと確認してホテルへ。

poster of Wurzburg

ちょっその後はちょっと寝て、17:30からの夕食へ。「アジア風ご飯」を食べる。 これってでもピラフとどこが違うんでしょう(^_^;)写真がなくてごめんなさい。 そして18時からのリハーサルに行く。
しかし、ここで落とし穴が(^_^;)
このホール、本当に「講堂」なんですね。たしかに音楽大学ですからひな壇などは ちゃんと固定されているんですが、この段差が急すぎる。そして譜面台もうまく置けず、 弦楽器はうまく並べない。。とどめはコントラバスのいる場所がない(苦笑) 結局場所決めでほとんどリハーサルは終わりました。実際ほとんど音出しませんでしたからね。
そしてちょっと休憩、着替えをしていよいよ20時から本番でした。
しかし、やっぱり客がいない(;_:)だいたい60名くらいかなぁ。。まあBambergみたいにスポンサー いないし、姉妹都市でもないし。。という訳で何となく演奏も変でした。1回ベストな演奏会して しまいましたからね。しょうがないのかなぁ。
でも、演奏会が終了した後は楽屋で「Danke!」の声があちこちで。。日本人、ドイツ人関係なしに みんなで握手したなぁ。。ファゴットの井上さんからはお褒めの言葉ももらってうれしかったです。

演奏会終了後は打ち上げです\(^o^)/
Wurzburgで一番有名らしい?"Burgerspital zum HI. Geist"というワイン専門店 でワインパーティーでした。日本みたいに「料理を囲んで宴会」みたいな習慣は ドイツにはないようで、一応ガーリック付きパンとソーセージがちょこっと出た だけで後はワインでした。
ここでもかなりいろんな話で盛り上がりました。ドイツのメンバーとはここでお別れ ですので、最後楽しみました。
ホテルに戻ったら一気に疲れが出てダウン。。飲みにも誘われていたのですが、起きなかった らしいです。ごめんなさい>誘ってくれた方々

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最終更新日:1999年11月11日